「日立 かるパック CV-PY30(HITACHI KARUPACK CV-PY30)」はプレミアムクラスの紙パック掃除機「かるパック」シリーズのスタンダードモデルです。
上位機種「CV-PY300」に搭載される「スマートホース」「高気密集じん構造」「ワイド曲が~るロング吸口」等を省略。価格を抑えています。またヘッドは自走機能付きの新開発「スマートヘッド」です。
後継機種は「日立 かるパック CV-PA30」です(2014年7月発売)
製品情報
日立 紙パック式クリーナー かるパック フレッシュピンク CV-PY30 P
「CV-PY30」は、日立製の紙パック式クリーナー「かるパック」シリーズ(CV-PY300・CV-PY30・CV-PY20)の中位機種です。本体の塗装部には「UVメタリックコーティング」が施されており、カラーは「シャンパン(CV-PY30-N )」と「フレッシュピンク(CV-PY30-P)」の2種類から選べます。
付属品は「クルッとブラシ」「サッとハンドル」「すき間用吸口」「アタッチメント」「パックフィルター:GP-130FS(1枚)」の5点です。
上位モデル「CV-PY300」との違いは「サイズ」「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「運転音」「捕集率」です。また「スマートホース」「高気密集じん構造」「高捕じんプレミアム衛生フィルター」「アレルオフ加工」「ワイド曲が~るロング吸口」が省略されています。
旧モデル「CV-PW20」との違いは「ヘッド」「吸込仕事率」「消費電力」です。さらに「アレルオフ加工」「ワイド曲が~るロング吸口」「すき間用吸口ホルダー」が省略されています。
最大の特徴は上位モデルにも採用された新形状「スマートヘッド」です。
ヘッド幅は従来品の「ワイドごみハンターヘッド」と同じ約30センチですが、モーターの配置を変更するなどの改良を行い、奥行を6.8センチから5.3センチに小型化。重量も525グラムから495グラムに軽量化されました。ヘッドとパイプにカーボン繊維強化プラスチックを使用して軽量化した「カーボンライト」との相乗効果でさらに使いやすくなっています。
また「ダブル吸引機構」と呼ばれる新機能を採用しています。これはブラシの後ろ側に回転式のローラーを追加したもので、スマートヘッドを押した時は前から、引いた時は後ろからゴミを吸い込むことが可能になりました。この他にも「パワフル自走」「クルッとヘッド」「ペタリンコ構造」「からまん機構」「きわぴたスイングシャッター」「かるふきブラシ」「ワンタッチ着脱」「水洗い対応」等の機能が搭載されています。
吸引システムに関しては「ハイパワーファンモーター」とヘッドから排気口までの吸気の流れを改良したことにより、紙パック掃除機の中でもトップクラスの吸込仕事率670Wを実現。排気機能についても、各種フィルターと高性能紙パック「プレミアム衛生フィルター(GP-130FS)」の組み合わせで捕集率約99パーセントを達成しています。
ただし旧モデル「CV-PW20」に内蔵されていた花粉などのアレル物質を除去する「アレルオフフィルター」は省略されたようです。また他のクリーン機能として、排気によるホコリの舞い上がりを防ぐ「分散上方排気」、電源コードを引くと紙パックを振動させてチリを落とす「パック チリ落とし機構」を採用しています。
省エネ機能は、センサーが床の種類を検知してパワーをコントロールする「ecoこれっきり運転」、ヘッドの動きが止まると自動停止する「アイドリング&ストップ機能」を搭載しています。これらによって消費電力量を最大で約75パーセント節電可能です。
この他に「サッとズームパイプ」「かるワザグリップ」「サッと収納」「本体・手もとねじれんホース」「紙パックするりん構造」等の便利機能を備えているのが特徴です。
製品仕様
発売年月 | 2013年7月 |
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メーカー | 日立 |
型番 | CV-PY30(N) シャンパン CV-PY30(P) フレッシュピンク |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | スマートヘッド(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅26.6センチx奥行き31.3センチx高さ22.4センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.7キロ(付属品含む:5.4キロ) |
吸込仕事率 | 670~約110W |
消費電力 | 1200~約250W |
運転音 | 65~約59dB |
集じん容積 | 1.7リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | GP-2000FS・GP-130FS・GP-110F・GP-75F |