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HITACHI メーカー タイトル画像

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《2014年型「かるパック」のハイグレードモデル》

「日立 かるパック CV-PA300」は2014年型「かるパック」シリーズの上位モデルです。

前後左右から吸い込める「4方向吸引スマートヘッド」を搭載。捕集率「99.999%」のクリーン排気、国産紙パッククリーナーでトップクラスとなる「55dB」の静音性を実現しています。

「日立 かるパック CV-PA300」の実売価格は36,000円前後です。

目次

製品情報


日立 紙パック式掃除機 かるパック ディープレッド CV-PA300-R

「かるパック CV-PA300」は、日立アプライアンス株式会社(本社:東京都港区)が販売する2014年型「かるパック CV-PA」シリーズの上位機種であり、同社の「紙パック式クリーナー」の中で最も「高性能」「高価格」なフラッグシップモデルです。

ちなみに2013年モデルの「CV-PY」シリーズには商品が3種類あったのですが(CV-PY300・CV-PY30CV-PY20)、2014年モデルの「CV-PA」シリーズは2種類(CV-PA300・CV-PA30)に絞りこまれています。

付属品は「ワイド曲が~るロング吸口」「クルッとブラシ」「サッとハンドル」「すき間用吸口」「アタッチメント」「パックフィルター GP-2000FS(1枚)」です。

2013年型との違い

2013年モデル「かるパック CV-PY300」との主な違いは「本体カラー」「ヘッド」「運転音」となります。

本体カラーは2013モデルの「ルビーレッド」「マグノリア」から「ディープレッド」「ディープシャンパン」の2種類に変更されています。いずれにしても同系統の色なので全体のイメージはほとんど変わりません。

ヘッドは従来品の「スマートヘッド」から「4方向吸引スマートヘッド」に進化しています。これは名前の通り、ヘッドの前後左右からゴミを吸い込める「4方向吸引機構」を備えています。

スムーズに空気が流れるようヘッド側面の開口部を拡大。さらに「サイドブレード」と呼ばれる青色の板を設置することで、横方向からゴミを吸い込めるように改良されました。

またヘッドの後部には「新ロングローラー(回転ハケ)」を搭載。ヘッドを後ろに引いた時にもゴミを吸い込めるのは、2013年型の「ダブル吸引機構」と同じですが、ローラーの幅を回転ブラシと同等に改良して除去性能を高めています。

回転ブラシは従来品と同じ「モーター駆動方式」です。ブラシの回転でヘッドが前に進む「パワフル自走」機能により軽い力で動かせます。また「かるふきブラシ」と呼ばれる拭き掃除専用の毛を採用しており、フローリングに付着した菌も拭き取れます。

さらにヘッドが左右90度に曲がる「クルッとヘッド」、ヘッド・パイプ・手元操作部が水平になり8センチ以上の隙間に入る「ペタリンコ構造」、糸くず・毛髪・ペットの毛がらみを抑える「からまん機構」、ヘッド前部のフラップが前後に動いて壁際のゴミをかきとる「きわぴたスイングシャッター」、回転ブラシとロングローラーを簡単に外して水洗いできる「ワンタッチ着脱」など、日立製クリーナーで好評の機能が盛り込まれています。

運転音は従来品の「56~約50dB」から更に1デシベル小さい「55~約50dB」を実現しています。これは国内で購入できるキャニスター型掃除機の中でもトップクラスの静音性能です。

その他の機能・性能に関しては基本的に2013年モデルと同じです。

下位機種との違い

下位モデル「かるパック CV-PA30」との主な違いは「サイズ」「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「運転音」「捕集率」「フィルター」「紙パック」「ホース」「付属品」となります。

まずサイズですが「長さ」が下位モデルより17ミリ大きい「33センチ」です。反対に重量は「標準質量(本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計)」が下位モデルより200グラム軽い「5.2キロ」となっています。

吸込仕事率は「500W~約80W」とされており、最大値は180W、最小値は30W小さくなっています。また消費電力も最大値は190W、最小値は50W小さい「1,000W~約200W」です。

運転音は最大値が10デシベル、最小値が9デシベルも小さい「55~約50dB」です。さらに捕集率も「99.999%」と非常に高いのですが、これは後述する内蔵フィルターの性能によるものと思われます。

フィルターは標準装着品の紙パック「高補じんプレミアム衛生フィルター(GP-2000FS)」に加えて「一般フィルター(1)」「アレルオフフィルター」「高集じんフィルター」「一般フィルター(2)」を通過する5層構造となります(下位モデルは3層構造です)

ホースは内径を小さくして滑りの良い素材を使った「スマートホース」です。また「ワイド曲が~るロング吸口」と呼ばれる棚の上やエアコンの掃除に便利なアタッチメントが付属しています。

余談となりますが、2014年モデルと同時に「電動ふとん吸口 G-DF5」というアタッチメントが発売されました。これは最近流行している「ふとんクリーナー」のように布団を振動させてゴミを吸い込めるヘッドです。

ヘッドの裏面に「電動ビーター」と呼ばれる振動装置が付いており、表面を叩きながら「ダニのふん・死がい」「花粉」「毛髪・ペットの毛」を吸い込みます。また「大型車輪」で布団に吸い付きにくく楽に動かせます。

「電動ふとん吸口 G-DF5」は、2005年~2014年に発売された日立製クリーナーに対応しています(適応機種一覧)。価格は税別12,000円です。

製品仕様

発売年月 2014年7月
メーカー 日立
型番 CV-PA300(R) ディープレッド
CV-PA300(N) ディープシャンパン
集じん方式 紙パック式
ヘッド・ノズル 4方向吸引スマートヘッド(自走式モーターヘッド)
本体寸法 幅26.6センチ*奥行き33センチ*高さ22.4センチ
本体質量 本体のみ:3.7キロ(付属品含む:5.2キロ)
吸込仕事率 500~約80W
消費電力 1000~約200W
運転音 55~約50dB
集じん容積 1.7リットル
コードの長さ 5メートル
メーカー純正紙パック GP-2000FS・GP-130FS・GP-110F・GP-75F
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