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HITACHI メーカー タイトル画像

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《2014年型「かるパック」のスタンダードモデル》

「日立 かるパック CV-PA30」は2014年型「かるパック」シリーズの紙パック掃除機です。

「吸込仕事率」「消費電力」「運転音」「延長管」「内蔵フィルター」「付属品」等が異なるスタンダードモデル。ヘッドは上位モデルと同じ「4方向吸引スマートヘッド」です。

「日立 かるパック CV-PA30」の実売価格は30,000円前後です。

目次

製品情報


日立 掃除機 紙パック式 かるパック CV-PA30 N

「かるパック CV-PA30」は、高性能紙パック式クリーナー「かるパック」シリーズのスタンダードモデルです(2014年7月発売)

付属品は「クルッとブラシ」「サッとハンドル」「すき間用吸口」「アタッチメント」「パックフィルター GP-130FS(1枚)」の5点となります。

2013年型との違い

2013年モデル「かるパック CV-PY30」との違いは「本体カラー」「吸込仕事率」「消費電力」「ヘッド」となっています。

本体カラーは「シャンパン」「ルビーレッド」の2色をラインナップ。2013年モデルの「シャンパン」「フレッシュピンク」から変更されています。

吸込仕事率は従来品の「670W~約110W」から「680W~約110W」になり最大値が10W大きくなっています。一方で消費電力は「1,200W~約250W」から「1,190W~約250W」に減少しています。

ヘッドは従来品の「スマートヘッド」から進化した「4方向吸引スマートヘッド」を搭載しています。これは呼び名の通り、前後左右の4方向からゴミを吸い込める「4方向吸引機構」を備えています。具体的には、ヘッドの横方向から風が入るように通路を拡大。さらに「サイドブレード」と呼ばれる青色のゴム版が追加されています。この仕様追加により左右からも十分なパワーで吸い込めるようになりました。

またスマートヘッドで好評だった「ダブル吸引機構」が改良されています。ダブル吸引機構とはヘッドを引いた時にも後方のゴミを巻き込みながら吸い込める機能です。2013年型のダブル吸引機構は「ローラー(回転ハケ)」が左右2ヶ所に分かれておりローラー自体も短かったので、ヘッド中央のゴミを巻き込みにくい弱点がありました。2014年モデルでは回転ブラシと同じ幅の「ロングローラー」を採用してゴミの取り残しを抑えています。

この他にも「4方向吸引スマートヘッド」は、モーター駆動方式の「回転ブラシ」を搭載。軽く押すだけでヘッドが前進する「パワフル自走」機能を備えています。またフローリングの菌も拭き取る「かるふきブラシ」、回転ブラシとロングローラーを簡単に取り外して水洗いできる「ワンタッチ着脱」を採用しています。

さらに左右90度に曲がる「クルッとヘッド」、ヘッド・パイプ・ホースが水平になり隙間に入る「ペタリンコ構造」、糸くず・毛髪・ペットの毛が絡みにくい「からまん機構」、シャッターが開いて壁際のゴミをかき取る「きわぴたスイングシャッター」など、日立製クリーナーでおなじみの便利機能を搭載しています。

他の機能・性能については、基本的に2013年型の「かるパック CV-PY30」と同じです。

上位機種との違い

上位モデル「かるパック CV-PA300」との主な違いは「サイズ」「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「運転音」「捕集率」「紙パック」「フィルター」「ホース」「付属品」となります。

まずサイズについては上位機種より「長さ」が17ミリ小さい「31.3センチ」となっています。一方で重量は「標準質量(本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計)」が上位モデルより200グラム重い「5.4キロ」となっています。これは本体の奥行きが短いことと後述するホースの違いが影響しているのだと思われます。

吸込仕事率は上位機種より強力な「680W~約110W」とされています(上位機種は「500W~約80W」)。その代償として運転音が「65~約59dB」となり、最大値が10デシベル以上大きくなっています(上位機種は「55~約50dB」)。さらに標準装着の紙パックと内蔵フィルターが異なるため、捕集率も「約99%」と上位機種の「99.999%」に比べて1%ほど低下しています。

紙パックは「ナノテク プレミアム 衛生フィルター GP-130FS」という高性能タイプを装着しています。上位機種が装備する「ナノテク 高捕じんプレミアム 衛生フィルター GP-2000FS」に比べると「捕じん性能」は若干劣りますが低コストというメリットがあります(3枚入り税別1,300円)。もちろんより安価な純正紙パックにも対応しています(ただし捕集率は低下します)

フィルターは紙パックに加えて内蔵の「一般フィルター(1)」「一般フィルター(2)」でゴミを除去する3層構造です。上位機種は合計5層のフィルターを装備しているので排気性能に関してはやや劣っていると言えるでしょう。

ホースは軽量型の「スマートホース」ではなく通常タイプを採用しています。また「ワイド曲が~るロング吸口」と呼ばれる高所の掃除に便利な付属品も省略されています。

製品仕様

発売年月 2014年7月
メーカー 日立
型番 CV-PA30(N) シャンパン
CV-PA30(R) ルビーレッド
集じん方式 紙パック式
ヘッド・ノズル 4方向吸引スマートヘッド(自走式モーターヘッド)
本体寸法 幅26.6センチ*奥行き31.3センチ*高さ22.4センチ
本体質量 本体のみ:3.7キロ(付属品含む:5.4キロ)
吸込仕事率 680~約110W
消費電力 1190~約250W
運転音 65~約59dB
集じん容積 1.7リットル
コードの長さ 5メートル
メーカー純正紙パック GP-2000FS・GP-130FS・GP-110F・GP-75F
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