「パナソニック MC-PK14A(Panasonic MC-PK14A)」は紙パック掃除機「MC-PK」シリーズのスタンダードモデルです。
空気の力でブラシを回転させる「エアロノズル」を搭載。「エアダストキャッチャー」機能で、床上を漂うハウスダストも吸引します。
後継機種は「パナソニック MC-PK15A」です(2014年2月発売)
製品情報
「MC-PK14A」は、パナソニックが販売する紙パック式クリーナー「MC-PK」シリーズ(MC-PK14G・MC-PK14A・MC-PKL14A)の中位機種です。本体の色は「ピンク」と「ブルー」の2種類をラインナップ。付属品は「すき間ノズル」「紙パック(AMC-S5)」となっています。
上位モデル「MC-PK14G」との違いは「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「ヘッド」「本体カラー」です。また「ふき掃除機能」「親子のノズル」「アイドリングオフ機能」が省略され、付属品も「2WAYノズル」が「すき間ノズル」に変更。紙パックも安価なタイプに変更されています。
まず「標準質量(本体・ホース・延長管・床用ノズルの合計)」が、上位機種より400グラム軽くなっています。これはヘッドの変更が理由だと思います。同じ理由で吸込仕事率は20W、消費電力も20W小さくなっています。
ヘッドは「エアロノズル」と名付けられた、吸気でブラシを回転させるタイプです。他社製品では「タービンヘッド」「エアーヘッド」とも呼ばれています。モーター駆動式に比べるとゴミをかき取る能力は劣りますが、フローリングや畳などの平らな床では十分な性能を発揮します。またモーターを内蔵しないので重量が軽くノズルを丸ごと水洗いできる利点があります。
エアロノズルには、上方からも空気を吸い込んで浮遊するホコリを吸引できる「エアダストキャッチャー」、回転ブラシが壁に密着してゴミを残さない「壁際集じん」などの便利機能が採用されています。
ゴミがたまると吸引力が低下するのが紙パック式掃除機の弱点ですが、本機は「ツイン気流」と「パワー持続センサー」でパワー低下を抑えています。
ツイン気流は、ダストボックス内に「エアロガイド」と呼ばれる整流板を設置して2方向の気流を発生。その気流でゴミが紙パックの中央に集まらないようにして、空気の経路を確保するというものです。一方「パワー持続センサー」は、センサーでゴミの量を監視しモーター出力を変える機能です。
排気機能については、紙パック「AMC-S5(M型Vタイプ)」と「アレル物質抑制加工フィルター」の組み合わせで構成されています。紙パックの交換は「スライドセット方式」と呼ばれるフックに留める必要のない方式を採用しています。
この他の便利機能として、掃除の途中でパイプを立てられる「クイックスタンド」、本体のフタが開いて付属品を収納できる「ノズルポケット」を搭載しています。
製品仕様
発売年月 | 2013年2月 |
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メーカー | パナソニック |
型番 | MC-PK14A-A(ブルー) MC-PK14A-P(ピンク) |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | エアロノズル(タービンヘッド) |
本体寸法 | 幅25.7センチ×奥行き29.7センチ×高さ23.4センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.5キロ(付属品含む:4.8キロ) |
吸込仕事率 | 620~約80W |
消費電力 | 1130~約200W |
運転音 | 65~約60dB |
集じん容積 | 1.4リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | AMC-HC11・AMC-ZC5・AMC-NC5・AMC-S5 |