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《チェックポイントは回転ブラシの駆動方式》

紙パック掃除機の掃除性能に、最も大きな影響を与える部品が「ヘッド(ノズル)」と呼ばれる吸込口です。

5万円以上の高級機種には、モーター駆動方式でブラシを回す「モーターヘッド」が多く採用されています。一方、1万円以下の低価格モデルには、吸気でブラシを回す「タービンヘッド」と呼ばれるタイプのヘッドが多いようです。

それぞれのヘッド・ノズルには長所と短所があるので、掃除環境に合わせて選ぶことをおすすめします。

目次

自走式モーターヘッド(自走ノズル・自走式パワーヘッド)

モーター駆動でブラシを回転させるヘッドです。ヘッドは若干重めですが、カーペットの奥に入り込んだホコリを強力にかき出すので、ゴミを除去する能力が高いのが特徴です。ブラシの回転力で前に進む「自走機能」を備えており、軽く押すだけでヘッドが前に進みます。

モーターヘッド(パワーノズル・パワーヘッド)

自走式モーターヘッドと同様に、内蔵モーターでブラシを回転させるヘッドです。強力パワーで毛足の長いじゅうたんのゴミもしっかりとかき取ります。しかしヘッドが大きく重めなのが弱点です。また自走機能がないのでヘッド操作にはやや力が必要です。

タービンヘッド(エアロノズル・エアーヘッド)

吸い込んだ空気の力でブラシを回転させるヘッドです。回転パワーが弱いので絨毯やカーペット等では回転が止まることがあります。またゴミをかき出す能力もモーターヘッドより劣りますが、モーターを内蔵しないのでヘッドが軽く丸ごと水洗いできる利点があります。

床用ノズル(床用吸込口・フロアブラシ)

回転ブラシがないシンプルなノズルです。ゴミをかき出す機能がないので、フローリングや畳などの平らな床に適しています。反対にカーペット・じゅうたんには不向きです。

ゴミがよく取れるヘッド・ノズルはどれなのか

今回ご紹介したヘッド・ノズルの中でゴミがよく取れるのは、やはりモーター駆動の「モーターヘッド」になります。

回転ブラシで床面のゴミをかき取るので、じゅうたんや畳のような凹凸のある床でも、奥までしっかり掃除できます。特にカーペットに絡みついた髪の毛やペットの毛に効果的だと思います。しかし前述したようにモーターを内蔵しておりヘッドが大きく重めなので、体力のない人は自走機能付きのモーターヘッドを選んだほうが良いでしょう。

また軽さを追求するのであればモーターを搭載しない「タービンヘッド」も検討してみてください。モーターヘッドに比べるとダストピックアップ率は若干劣りますが、掃除場所の大半がフローリングであれば十分な掃除性能を発揮すると思います。

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