こちらでは「紙パック掃除機の利点・欠点」について解説したいと思います。
紙パック式クリーナーの代表的なメリットは以下のとおりです。
- ゴミを見なくていい
- ゴミに触らなくていい
- ゴミが舞い上がらない
- フィルターの手入れが不要
- 掃除機本体の価格が安い
- 紙パック購入の費用がかかる
- 紙パックの品質で性能が変わる
- ゴミがたまると吸引力が落ちる
- ゴミがたまると臭いが発生する
- 掃除中の運転音が大きい
目次
紙パック掃除機の利点（メリット）
ゴミを見なくていい
紙パックにゴミが溜まるため、ゴミを目にすることがありません。一方、サイクロン掃除機の多くはダストカップ部分が透明になっており、ゴミが外から見えるようになっています。
ゴミに触らなくていい
サイクロン掃除機はダストカップに溜まったゴミを捨てる際に手が汚れる可能性があります。紙パック掃除機の場合は、ほとんどゴミに触れることがありません。
ゴミが舞い上がらない
サイクロン掃除機はゴミ捨ての際に綿ゴミやホコリが舞い上がる可能性があります。紙パック掃除機は紙パック内にゴミを閉じ込めるので舞い上がることがありません。
フィルターの手入れが不要
紙パック自体がフィルターの役目をするため、交換するだけで吸引力が回復します。しかしサイクロン掃除機は定期的にフィルターを掃除しないと吸引力が低下してしまいます。
掃除機本体の価格が安い
紙パック掃除機のほうが圧倒的に安く販売されています。紙パックを別に購入する必要がありますが、なるべく安い掃除機が欲しい人には紙パック掃除機をおすすめします。
紙パック掃除機の欠点（デメリット）
紙パック購入の費用がかかる
ゴミが満タンになると紙パックを交換する必要があるので、継続して紙パックを購入する費用がかかります。一方、サイクロン掃除機はそのような費用はかかりません。
紙パックの品質で性能が変わる
紙パック掃除機の排気は、紙パック自体の性能に左右されます。クリーンな排気を実現するためには、高性能・高価格なハイグレードタイプの紙パックを使用する必要があります。
ゴミがたまると吸引力が落ちる
紙パック掃除機はゴミが溜まると吸引力が徐々に低下します。回復させるには紙パックを交換しなければなりません。サイクロン掃除機はお手入れをすることで吸引力を一定に保てます。
ゴミがたまると臭いが発生する
サイクロン掃除機は掃除のたびに毎回ゴミを捨てられるので、ニオイが発生しにくいのですが、紙パック掃除機はゴミを溜める構造のため、臭いが発生しやすくなっています。
掃除中の運転音が大きい
紙パック掃除機は吸引力を長持ちさせるため、モーターの「吸込仕事率」が高めに設定されています。したがって運転音もサイクロン掃除機に比べると大きめになっています。