「日立 CV-VW7(HITACHI CV-VW7)」は紙パック掃除機「スタンダード」シリーズの下位機種です。
「サッと収納」「紙パックするりん構造」等の便利機能を省略してリーズナブルプライスを実現。回転ブラシを空気の力で回す「パワフルエアーヘッド」を搭載しています。
「日立 CV-VW7」の実売価格は20,000円前後です。
製品情報
日立 掃除機 紙パック式 CV-VW7 A
「CV-VW7」は、日立が販売する低価格の紙パック式クリーナー「スタンダードシリーズ(CV-PW9・CV-PW8・CV-VW7)」のエントリーモデルです。本体カラーは「ブルー(CV-VW7-A)」の1色のみ。付属品は「サッとハンドル」「クルッと切替えブラシ吸口」「アタッチメント」「パックフィルター(GP-110F)1枚」となっています。
旧モデル「CV-VR7」との違いは「ヘッド」「本体カラー」です。「パワー長持ち流路」「除じん機構」「回転ブラシの抗菌加工」が省略され、「クリーンパックフィルター」が「HEパックフィルター」に変更されています。
上位モデル「CV-PW8」との違いは「ヘッド」「重量」「吸込仕事率」「吸込仕事率」「本体カラー」です。また「サッと収納」「紙パックするりん構造」が省略されており、「本体・手もとねじれんホース」が「本体ねじれんホース」に変更されています。
まずヘッドについては、上位モデルの「パワフルヘッド(モーター駆動方式)」ではなく「パワフルエアーヘッド(エアー駆動方式)」となっています。
これは他社では「タービンヘッド」「エアロノズル」と呼ばれるもので、モーターは内蔵しておらずヘッドの吸気口から吸い込んだ「空気」の力でブラシを回転させるタイプです。当然、モーター式よりは回転パワーが弱いため、絨毯やカーペットのような毛足の長い床ではブラシが止まる可能性があります。基本的にはフローリングや畳に向いたヘッドと言えるでしょう。
パワフルエアーヘッドには、ヘッドが左右90度に回転する「クルッとヘッド」、ヘッドが床面に密着して高さ8センチ以上のすき間に入る「ペタリンコ構造」、ヘッドの前・左・右からゴミを吸い取れる「前・左右きわ取り」機能が採用されています。一方、「パワフルヘッド」にあった「からまん機構」「きわぴたスイングシャッター」は省略されました。
パワフルエアーヘッドはモーターを内蔵しないので、ワンタッチで回転ブラシを取り外して、ヘッド全体を丸洗いできるのが特徴です。
排気機能については、旧モデルの紙パック「クリーンパックフィルター(GP-75F)」がワンランク上の「HEパックフィルター(GP-110F)」に変更されています。この紙パックには抗菌加工が施されており、クリーン排気を実現しています。
使いやすさに関しては、ワンタッチでパイプを伸縮できる「ワンタッチズームパイプ」、本体側のホース接続部をねじれにくい回転構造にした「本体ねじれんホース」を採用しています。また持ち運びに便利な「サッとハンドル」、回すだけで「すき間用吸口」と「ブラシ吸口」を切り替えられる「クルッと切替えブラシ吸口」が付属品します。
製品仕様
発売年月 | 2013年4月 |
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メーカー | 日立 |
型番 | CV-VW7(A) ブルー |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | パワフルエアーヘッド(タービンヘッド) |
本体寸法 | 幅25.6センチx奥行き28.8センチx高さ21.4センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.4キロ(付属品含む:4.8キロ) |
吸込仕事率 | 600~約80W |
消費電力 | 1000~約200W |
運転音 | 66~約60dB |
集じん容積 | 1.5リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | GP-2000FS・GP-130FS・GP-110F・GP-75F |