「日立 CV-PW8(HITACHI CV-PW8)」は日立が販売するリーズナブルな紙パック掃除機「スタンダード」シリーズの中位機種です。
「ecoこれっきり運転」「かるふきブラシ」等を省略して低価格を実現。ヘッドはモーター駆動式の「パワフルヘッド」です。
後継機種は「日立 CV-PY8」です(2014年2月発売)
製品情報
「CV-PW8」は、日立製の紙パック式クリーナーの「セカンドライン(低価格モデル)」となる「スタンダードシリーズ(CV-PW9・CV-PW8・CV-VW7)」の中位機種です。本体カラーは「ブルー(CV-PW8-A)」の1色のみ。付属品は「サッとハンドル」「クルッと切替えブラシ吸口」「アタッチメント」「パックフィルター(GP-110F)1枚」となっています。
上位モデル「CV-PW9」との違いは「ヘッド」「重量」「吸込仕事率」「本体カラー」です。また「ecoこれっきり運転」が省略されており、片手でパイプの長さを調節できる「サッとズームパイプ」が通常の「ワンタッチズームパイプ」に変更されています。
一方、旧モデル「CV-PU8」との違いは「消費電力」です。理由は不明ですが「CV-PW8」の消費電力は旧モデルよりも20W増えてしまいました(吸込仕事率は同じ640Wです)。また電源コードを引くと振動で紙パックのチリを落とす「パックチリ落とし機構」、回転ブラシの「ナノチタン消臭加工」が省略されています。
上位機種との最大の相違点はヘッドです。本機の「パワフルヘッド」は、上位モデルの「ごみハンターヘッド」と同じモーター駆動方式です。しかし「かるふきブラシ」「ecoこれっきり運転」等の機能が省略され、その分、重量が約100グラム軽くなっています。
ヘッドが左右に90度回転する「クルッとヘッド」、ヘッドが床面に密着してベッドの下等も掃除しやすい「ペタリンコ構造」、髪の毛・ペットの毛が絡みにくい「からまん機構」、ヘッド前部のゴミをシャッターがかき取る「きわぴたスイングシャッター」など、日立製掃除機に共通する便利機能は一通り採用されています。
吸込仕事率は最大640Wであり、大手家電メーカー製の紙パック式掃除機としては、トップクラスの性能です。ただし運転音も最大66デシベルと大きめなので、掃除中の会話や電話は厳しいと思います。
使いやすさに関しては、パイプの長さを調整できる「ワンタッチズームパイプ」、手元グリップを外してパイプにセットした状態で収納できる「サッと収納」、ホース接続部分が回転してねじれにくい「本体・手もとねじれんホース」、紙パックが満タンになっても簡単に取り出せる「紙パックするりん構造」を搭載しています。
製品仕様
発売年月 | 2013年4月 |
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メーカー | 日立 |
型番 | CV-PW8(A) ブルー |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | パワフルヘッド(モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅25.6センチx奥行き28.8センチx高さ21.4センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.5キロ(付属品含む:5.1キロ) |
吸込仕事率 | 640~約100W |
消費電力 | 1170~約240W |
運転音 | 66~約60dB |
集じん容積 | 1.5リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | GP-2000FS・GP-130FS・GP-110F・GP-75F |