「パナソニック MC-PB5F(Panasonic MC-PB5F)」は、紙パック掃除機「MC-PB」シリーズのスタンダードモデルです(2011年10月発売)
吸込仕事率500Wの強力パワーと本体質量約3.4キロの軽量ボディが特長。ヘッドは回転ブラシを省略した「フロアノズル」です。
「パナソニック MC-PB5F」の実売価格は8,000円前後です。
製品情報
「パナソニック MC-PB5F」は、機能をシンプルにして価格を抑えた紙パック式クリーナー「MC-PB」シリーズ3機種(MC-PB5A・MC-PB5F・MC-PB5C)の中位モデルです。
本体カラーは「ブラック(MC-PB5F-KK)」。付属品は「ホース」「伸縮自在延長管」「伸縮自在延長管(延長管ストッパー付き)」「床用ノズル」「すき間用ノズル」の5点です。
上位モデル「パナソニック MC-PB5A」との主な違いは「ヘッド」です。
「MC-PB5A」には「エッジクリーンエアロノズル」と呼ばれるヘッドが付属しており、吸気の力で回転するブラシが搭載されています。一方、こちらで紹介する「MC-PB5F」には「エッジクリーンフロアノズル」という回転ブラシが省略されたヘッドが付属します。
回転ブラシがないフロアノズルは、カーペットの奥からゴミをかき出すのが苦手なので、エアロノズルと比べるとダストピックアップ率は見劣りしてしまいます。しかし回転ブラシがないので、髪の毛や糸くずが絡まることがなくお手入れが簡単というメリットもあります。
この他の機能・性能は上位機種の「MC-PB5A」と同じです。
排気性能については、付属の紙パック「AMC-S5(M型Vタイプ)」と「一般フィルター」を採用しています。また同じ「M型Vタイプ」の交換用紙パック(AMC-HC11・AMC-ZC5・AMC-NC5)にも対応しているので、よりクリーンな排気や臭いを抑える場合に利用できます。
紙パック内にゴミがたまって吸引力が低下すると「パワー持続センサー」が作動して吸い込む風量をアップします。これにより紙パック交換まで吸引力を持続する工夫がされています。
使い方を順番に説明すると、まず本体に「ホース」と「延長管」を接続します。次に「床用ノズル」をセットします。延長管は使いやすい長さに調節してください。また狭い場所の掃除には、付属の「すき間用ノズル」を利用できます。
紙パックとフィルターが装着されていることを確認して、本体から「電源コード」を引き出します。この際、コードの黄色い目印を目安にして赤色以上は引き出さないようにしましょう。
電源プラグを家庭用コンセントに差し込むと準備完了です。操作部のハンドルを持った状態で「標準/弱」ボタンまたは「強」ボタンを押します。すると電源オンになり吸引を開始します。
掃除が終わったら「切」ボタンを押すと電源オフになります。
紙パック内にゴミがたまると「紙パック交換」ランプが点滅してお知らせします(約2秒間隔)、ゴミが満タンになるとランプが点灯状態になります。
紙パック交換の手順は、まず本体のふたを開けます。次にフックを外して紙パックを取り出します。取り出した紙パックはボール紙でふたをして捨ててください。
新しい紙パックは挿入枠に沿わせてセットしフックに引っ掛けます。ふたを閉めると紙パックが自動的に正しい位置でセットされます。なお紙パックが入っていないとふたは閉まらないのでご注意ください。
収納するときは「延長管ストッパー」を本体に引っ掛けて保管します。収納方法は「延長管・ヘッドを取り外した状態(高さ約70センチ)」「延長管・ヘッドをセットした状態(高さ約98センチ)」の2種類から選べます。
製品仕様
発売年月 | 2011年10月 |
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メーカー | パナソニック |
型番 | MC-PB5F-KK(ブラック) |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | フロアノズル(フロアブラシ) |
本体寸法 | 幅25.7センチ*奥行き28.7センチ*高さ22センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.4キロ(付属品含む:4.4キロ) |
吸込仕事率 | 500W |
消費電力 | 1000~約150W |
運転音 | 65~約60dB |
集じん容積 | 1.4リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | M型Vタイプ(AMC-ZC5・AMC-HC11・AMC-NC5・AMC-S5) |