パナソニック MC-PR2

「パナソニック MC-PR2（Panasonic MC-PR2）」は同社が販売する紙パック掃除機の中で最も軽くコンパクトな製品です。

モーター駆動式の「パワフル自走ノズル」を搭載。ヘッドの前進をアシストする自走機能、マイナスイオンで乾拭き効果が得られる「ふき掃除」機能を備えています。またハウスダストを検知する「ゴミ発見センサー」を内蔵しています。

「パナソニック MC-PR2」の実売価格は25,000円前後です。

製品情報

パナソニック 電気掃除機(紙パック式) ピンクシャンパン MC-PR2-P MC-PR2-P

「MC-PR2」は、パナソニック製のコンパクトな紙パック式クリーナーです。同社の紙パック掃除機は、強力パワータイプの「MC-PA」シリーズ、コンパクトタイプの「MC-PK」シリーズが主力ですが、「MC-PR2」は軽さを最優先した「軽量化タイプ」の製品です。本体カラーは「ピンクシャンパン」。シャッター付き紙パック「AMC-NC5」と「2WAYノズル」が付属します。

本体サイズは、幅25.7センチ、奥行28.7センチ、高さ22センチと、かなり小型化されています。また重量に関しても、延長管（パイプ）とホースの直径を小さくした軽量設計により、本体のみ2.8キロ、延長管・ホースを含めても4.4キロとなっています。

一方で本体が小型化されたことによる弊害もあります。最も大きな影響を受けたのは吸込仕事率で、小さなモーターしか詰めないことから本機の吸込仕事率は300Wとかなり低くなっています。パナソニックが販売する他の紙パック式掃除機は平均して600W前後ですから、数値だけ見ると約半分の吸込性能ということになります。ただしフローリングや畳などを中心に使う上では、それほど大きな性能差は感じられないでしょう。

ヘッドは回転ブラシをモーターで回す「パワフル自走ノズル」です。これは他社では「モーターヘッド」「パワーブラシ」と呼ぶものであり、軽く力を入れるだけでヘッドが前進する「自走機能」を備えています。ノズルにはイオン発生装置が内蔵されており、マイナスイオンで床にこびり付いたゴミを引き剥がす「ふき掃除」機能を採用しています。

また床上を漂うホコリを吸い込む「エアダストキャッチャー」、ヘッドを踏むだけで子ノズルに早変わりする「親子のノズル」、ブラシが壁際に密着してゴミを取り残さない「壁際集じん」機能など、使い勝手の良い機能が特徴です。

本機のホース部には「ゴミ発見センサー」と呼ばれる高速赤外線センサーが内蔵されています。これは吸い込んだ空気に含まれるゴミの量をチェックする機能で、約70マイクロメートル以上のハウスダストを発見します。ゴミがある場合は、手元グリップの「ゴミ発見」ランプが点灯してお知らせします。ちなみに上位機種にはゴミ発見センサーと連動してパワーを調整し消費電力を抑える「エコナビ」機能があるのですが本機では省略されています。

排気性能に関しては、防臭加工・シャッター付き紙パック「AMC-NC5 」と排気口の「抗菌防臭加工フィルター」で対応しています。さらに「パワー持続センサー」を内蔵。紙パック内のゴミの量に合わせてモーター出力を自動調整して吸引力低下を抑えます。またゴミが満タンになると本体の「紙パック交換サイン」が赤色になってお知らせします。

製品仕様