「東芝 VC-PD9」は紙パック掃除機「VC-PD」シリーズのハイグレードモデルです。
モーター内蔵の「自走式カーボンヘッド」は自走機能を搭載。消費電力を42%抑える「ecoモード」、脱臭効果がある紙パック「高性能トリプルパックフィルター」を採用しています。
「東芝 VC-PD9」の実売価格は28,000円前後です。
製品情報
東芝 紙パック式掃除機 パワーブラシタイプ シルキーレッド VC-PD9(R)
「東芝 VC-PD9」は紙パック式掃除機「VC-PD」シリーズ(VC-PD9・VC-PD8A・VC-PD7A)のハイグレードモデルです。VC-PDシリーズは「VC-PC」シリーズ(2013年モデル)の後継機種となる商品であり、より高級な「VC-PG」シリーズと比べて小型軽量かつシンプルな機能が特徴。さらに低価格を実現しています。
2013年モデル「VC-PC9」との主な違いは「吸込仕事率」「本体カラー」の2点です。
まず吸込仕事率については2013年型の「640~約50W」に対して2014年型は「640~約60W」となっており最低値が「10W」パワーアップしています。
また本体カラーは上位モデル「VC-PG314」を連想させる「シルキーレッド」を採用しています。ただし2013年モデルは「ピンク」と「シルバー」の2色から選べたのですが、2014年モデルはシルキーレッドの1色のみになりました。
他の機能・性能については基本的に2013年型の「VC-PC9」を継承しています。
下位モデル「VC-PD8A」との主な違いは「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「ヘッド」「手元ブラシ」「ecoモード」「紙パック」です。
重量は「標準質量(本体・ホース・延長管・ヘッドの合計)」が下位モデルより「300グラム」重くなっています。これは後述するヘッドの違いが影響していると思われます。
吸込仕事率は「640~約60W」であり、最大値は「20W」大きく最低値は「40W」小さくなっています。消費電力の公表値は下位モデルの「1100~約250W」より若干大きい「1150~約160W」となります。
本機はモーター駆動式の「自走式カーボンヘッド」を採用しています。これは文字通りヘッドの前進をアシストする「自走機能」を備えており軽い力で動かせる特徴があります。さらに軽く頑丈な「カーボン素材」を使用しています。また「回転ブラシ」は電動式なので絨毯やカーペット等の毛足が長い床でもパワフルにゴミをかき取れます。
この他にもヘッド・ホース・手元部が水平になり約6.5センチ以上の隙間に入る「床ピタ設計」、ヘッドの向きを縦横に変えられる「タテ・ヨコ回転」、ヘッド上部からもホコリを吸い込む「床上ダストゲッター」、抗菌処理が施された「抗菌ブラシ」、「お手入れカバー」を外して回転ブラシとカバーを水洗い可能です。
ちなみに「自走式カーボンヘッド」は最上位機種の「VC-PG314」にも採用されています。またグリップの先端部には「手元ブラシ」が備わっています。ヘッドと延長管を取り外すだけで机や棚の上に使用できます。
本機には「ecoモード」と呼ばれる省エネ機能が備わっています。これはスイッチを押すと自動的に作動する機能で「ゴミのたまり具合」を検知して吸引力をコントロールします。ecoモードで運転すると消費電力量を最大約42パーセント削減する効果があるそうです。また安全のためヘッドを床面から浮かすと「自動停止装置」が作動して回転部が止まります。
購入時に装着されている紙パックは「高性能トリプルパックフィルター(VPF-7)」と呼ばれる高機能タイプです。3層構造になっておりミクロサイズのチリもキャッチします。さらにゼオライトと銀イオン系繊維の採用により強力脱臭を行います。もちろん安価な純正紙パック(VPF-6・VPF-5)も使用できます。
製品仕様
発売年月 | 2014年7月 |
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メーカー | 東芝 |
型番 | VC-PD9(R) シルキーレッド |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | 自走式カーボンヘッド(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅25.2センチ*奥行き29.8センチ*高さ21.4センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.2キロ(付属品含む:4.9キロ) |
吸込仕事率 | 640~約60W |
消費電力 | 1150~約160W |
運転音 | 68~約61dB |
集じん容積 | 1.4L |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | VPF-7・VPF-6・VPF-5 |