「パナソニック MC-PA13G(Panasonic MC-PA13G)」は、プレミアムクラスの紙パック掃除機「MC-PA」シリーズのエントリーモデルです。
「ラクラクハンドル」「ゴミ発見センサー」を搭載。「LEDナビライト」「回転ブラシの抗菌機能」「高性能紙パック」を省略して低価格を実現。自走機能付きの「パワフル自走ノズル」を採用しています。
「パナソニック MC-PA13G」の実売価格は23,000円前後です。
製品情報
「MC-PA13G」は、2013年7月に追加発売された紙パック式クリーナー「MC-PA」シリーズ(MC-PA330GX・MC-PA33G・MC-PA23G・MC-PA13G)のスタンダードモデルです。
MC-PAシリーズに共通する「ラクラクハンドル」を備えたデザインを採用。ボディカラーは「ホワイト」です。「すき間用ノズル」「M型Vタイプ 紙パック(AMC-NC5)1枚」が付属します。
上位モデル「MC-PA23G」との違いは「重量」「吸込仕事率」「運転音」「本体カラー」です。またノズルの「LEDナビライト」が省略されました。さらに「フローリングの菌までふき掃除」は「ふき掃除」のみに変更。同梱紙パックは「抗菌加工逃がさんパック(AMC-HC11)」が「M型Vタイプ(AMC-NC5)」に変わっています。
まずホース・パイプ・ヘッドを含む重量が100グラム軽くなっています。これは親子ノズルからLEDナビライトが省略されたことによると思われます。また吸込仕事率は50Wも低下。反対に運転音は3デシベル大きくなっています。
さらに上位モデル「MC-PA23G」は「捕集効率」が「0.5マイクロメートル以上を約99.9%キャッチ」とされていましたが、本機では数値が一切公表されていません。原因は、標準装備の紙パックが廉価な「AMC-NC5」に変更されたことだと思いますが、上位機種と同じ高性能紙パック「AMC-HC11」を使用すれば、同レベルの排気を実現できると思われます。
この他の機能・性能は「MC-PA23G」とほとんど変わりません。
ヘッドは「MC-PA」シリーズ共通の「パワフル自走ノズル」というものです。これはモーター駆動式のヘッドで自走機能を搭載しています。マイナスイオンを発生する装置が組み込まれており、静電気を抑えて汚れを拭き取る効果があるのですが、上位機種のように「微細な菌」まで拭き取る性能はありません。この他に立ったままでペダルを踏むと子ノズルになる「親子のノズル」、上方向からホコリを吸い込む「エアダストキャッチャー」を搭載しています。
ホース基部には「ゴミ発見センサー」を内蔵しています。これはホースを通過する空気を高速赤外線センサーでチェックし、ゴミを検知すると手元グリップのランプでお知らせする機能です。発見できるゴミのサイズは約70マイクロメートル以上です。
排気に関しては、防臭加工・シャッター付き紙パック「AMC-NC5」を標準装備。排気を上に流してホコリを舞い上げない「まいあげブロック構造」と組み合わせています。
省エネ機能はパナソニック独自の「エコナビ(ECONAVI)」を採用。ゴミ発見センサーと連動して自動的にパワーを制御します。またノズルが床から離れると約3秒後に自動停止する「アイドリングオフ機能」も搭載しています。これにより自動モード時の省エネ率は約50パーセントとなっています。
またシリーズ共通の機能として、バスケットを引き出して回転させるだけで紙パックを交換できる、バスケット「クルッとポイ」 機能を搭載しています。
製品仕様
発売年月 | 2013年7月 |
---|---|
メーカー | パナソニック |
型番 | MC-PA13G-W(ホワイト) |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | パワフル自走ノズル(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅26.4センチx奥行き38.3センチx高さ21.9センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.9キロ(付属品含む:5.6キロ) |
吸込仕事率 | 530~約120W |
消費電力 | 1000~約300W |
運転音 | 63~約57dB |
集じん容積 | 1.6リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | AMC-HC11・AMC-ZC5・AMC-NC5・AMC-S5 |