「三菱電機 Be-K TC-FXC7P(MITSUBISHI Be-K TC-FXC7P)」は軽量コンパクト&リーズナブルな「Be-K(ビケイ)」シリーズの紙パック掃除機です。
3種類ある紙パック式クリーナーのスタンダードモデル。モーター駆動でブラシを回す「パワーブラシ」を搭載。0.5μm以上の微細なハウスダストを逃さない「クリーン排気システム」を採用しています。
後継機種は「三菱電機 Be-K TC-FXD7P」です(2014年5月発売)
目次
製品情報
三菱電機 紙パック式クリーナー ブラウン TC-FXC7P-T
三菱電機の「Be-K(ビケイ)」シリーズには、サイクロン式3種類(TC-EXC10P・TC-EXC8P・TC-EXC7J)、紙パック式3種類(TC-FXC8P・TC-FXC7P・TC-FXC5J)があり、今回紹介する「TC-FXC7P」は紙パック掃除機のスタンダードモデルに位置する製品です。
本体カラーは「ブラウン」の1色のみ。「サッシノズル」が付属。三菱電機ホーム機器株式会社(埼玉県深谷市)が製造する日本製です。他のBe-K紙パック式モデルとの違いは「運転音」「ヘッド」「付属品」「本体カラー」となっています。
ヘッド(ノズル)は「パワーブラシ(JB-735XBM)」を採用しています。上位モデル「TC-FXC8P」の「自走式パワーブラシ」と同じモーター駆動式ですが、電動でブラシを回転させる機能のみであり、ヘッドの前進をアシストする「自走機能」は省略されています。またセンサーでヘッドの動きを検知して節電する「スマートSTOP(節電モード)」もありません。
この他の機能として、回転ブラシを取り外して水洗いできるお手入れ機能、ヘッドの上方からも浮遊するホコリを吸引する「エアハウスダスト吸引」、ブラシが密着して壁際のゴミを除去できる「壁ぎわスッキリバンパー」、フローリング・畳で拭き掃除効果を得られる「フローリング拭き機能」が搭載されています。
本体デザインは、他のBe-K紙パック2機種と基本的には同じであり、本体重量2.5キロ(付属品を含むと3.9キロ)の軽量コンパクト設計です。持ち運びに便利な「ビッグハンドル」も共通しています。
吸引システムは、紙パックの中央と上方から空気が流れるようにして、ゴミがたまっても吸引力が落ちにくく紙パックを長持ちさせる仕組みです。また紙パックと2種類のフィルター(抗菌アレルパンチフィルター・高性能クリーンフィルター)で、微細なゴミ(0.5μm以上)をしっかり取り除く「クリーン排気システム」を搭載しています。
この他に、角度によって持つ場所を変えられる「かるスマグリップ、狭いすき間にも入る「すみずみブラシ」、窓枠等の掃除に便利な「サッシノズル」を装備しています。
「TC-FXC7P」をベースにしたバリエーションとして、大手家電量販店「エディオン」のオリジナル商品「KuaL(クオル)」シリーズに「TC-FX75E1」という型番のモデルがあります。
こちらは本体カラーが「ローズピンク(TC-FX75E1-P)」となっています。また「すみずみブラシ」が手元部とパイプ先端部の2つに増加。回転ブラシは「アレルパンチ植毛」と呼ばれる酵素と尿素を配合した素材に変更されています。
評判・レビュー
長所
「Be-K TC-FXC7P」の長所は小型設計のボディです。大きなハンドルを装備しており、標準質量3.9キロの軽量タイプなので持ち運びやすくなっています。またモーターを内蔵するパワーブラシはかき取り性能が高く、じゅうたん・カーペットのゴミをきれいに吸い取ります。
短所
「Be-K TC-FXC7P」の短所は大きめの運転音です。60デシベルを超えているため、掃除中の会話や電話は難しいでしょう。また自走機能がないので上位モデル「Be-K TC-FXC8P」よりヘッド操作が重く感じられるかもしれません。省エネ機能を搭載しないことも気になります。
製品仕様
発売年月 | 2013年5月 |
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メーカー | 三菱電機 |
型番 | TC-FXC7P-T(ブラウン) |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | パワーブラシ(モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅21センチ*奥行き32.3センチ*高さ21センチ |
本体質量 | 本体のみ:2.5キロ(付属品含む:3.9キロ) |
吸込仕事率 | 500~約100W |
消費電力 | 1000~約300W |
運転音 | 64~約58dB |
集じん容積 | 1.5リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | MP-9・MP-7・MP-3・MP-2 |