「ミーレ S6340 ハミングバード(Miele S6340 Humming Bird)」はキャニスター型の紙パック掃除機「S6000」シリーズの下位機種です。
新型の標準床用ノズル「AirTeQ」搭載。ダストバッグと2種類のフィルターを組み合わせた「エアクリーンシステム」を採用しています。また特別セットの「S6340+SCD10」には、小型の「ミニターボブラシ」が付属します。
「ミーレ S6340 Humming Bird」の実売価格は50,000円前後です。
製品情報
「ミーレ S6340」は、ドイツ・ミーレ社が販売する紙パック式クリーナー「S6000」シリーズ(S6340・S6260・S6250)のエントリーモデルです。ボディカラーは「ロータスホワイト」。“ハチドリ(Humming Bird)”のロゴが特徴です。
付属品は「標準床用ノズル(AirTeQ)」「すきま用ノズル」「家具用ノズル」「ホコリ用ブラシ」「付属品ホルダー(Vario Clip)」「ホース」「延長管(2本1組、入れ子式)」「ハイクリーンダストバッグ1枚(装着済)」「集塵室フィルター(装着済)」「エアクリーンフィルター(装着済)」 となっています。
「S6340」は、新形状の「AirTeQ(エアテック)」ヘッドを標準搭載しています。
これは従来品を改良したもので、吸込口のデザインが変更されています。これにより吸込仕事率が220Wにアップしてダストピックアップ率も向上しました。また底面にはラバーが貼られ床面を傷つけない工夫がされています。さらに固定ブラシを出し入れするフットスイッチが、ノズルの左右両方に追加され使いやすくなっています。
排気システムは、従来品から定評のある「エアクリーンシステム(AirClean System)」です。これは紙パックと2種類の内蔵フィルターを合わせた計11層で、微細なチリやホコリを除去する仕組みです。
紙パックは「HyClean(ハイクリーン)」という商品名のダストバッグです。9層構造になっており、表面には破れにくいプロテクターネット加工が施されています。また内部には使い捨てタイプの「エアクリーンフィルター」と「モーター保護フィルター(集塵室フィルター)」がセットされており、定期的に新品交換することでクリーン排気を実現しています。
操作性に関しては、フットスイッチを多用しているのが特徴です。これは文字通り、足踏み式スイッチのことで、電源オンオフやコード巻き取りに使用されています。本体にはダイヤル式の「パワーセレクター」があり、6段階でパワー調節可能です。また22段階の長さに調節できる「ステンレス延長管」、底面には全方向に移動できる「360度回転キャスター」が備わっていて、横移動や斜め移動もスムーズです。
収納に関しては、掃除を中断する時に延長管と床用ノズルを差し込める「パーキングホルダー」、移動・保管の際に床用ノズルをセットできる「スタンドホルダー」、付属アタッチメントをセットできる「付属品ホルダー」が用意されています。
「ミーレ S6340」には「S6340 Humming Bird+SCD10」という特別セットが存在します。これは通常の「S6340」に、鳥やハムスター等の小型ペット向けアクセサリーセット「Cat&Dogセット(SCD10)」を追加したものです。
「キャット&ドッグセット」には、小型の風力式ヘッド「ハンドターボブラシ(STB101)」、細部の掃除に便利な「フレキシブルすきま用ノズル(SFD20K)」、臭いを吸着する「アクティブエアクリーンフィルター(SF-AAC50)」、本体に装着して収納時のニオイを抑える「活性炭入り機器本体フタ(SHV10)」が同梱されています。
この他にヨドバシカメラ、ヤマダ電機などの量販店限定モデルとして、本体カラーが「アーモンドブラウン」の「S6340AB」が販売されています。ロゴと本体カラー以外の機能・性能は「ミーレ S6340 Humming Bird」と同じ製品です。
製品仕様
発売年月 | 2011年10月 |
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メーカー | ミーレ |
型番 | S6340HB(ロータスホワイト) S6340AB(アーモンドブラウン) |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | 標準床用ノズル(フロアブラシ) |
本体寸法 | 幅25センチx奥行き43センチx高さ23センチ |
本体質量 | 本体のみ:4.5キロ(付属品含む:6.5キロ) |
吸込仕事率 | 220W |
消費電力 | 1000W |
運転音 | 62~48dB |
集じん容積 | 3.5リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | HyClean(F/J/M) ハイクリーンダストバッグ |