「東芝 VC-PG313(TOSHIBA VC-PG313)」は同社が販売する紙パック掃除機の最上位機種です(2013年7月16日発売)
ヘッドと延長管にカーボン素材を使用した軽量コンパクトボディが特長。省エネ機能「ecoモード」に対応する自走機能付きの「イオンカーボンヘッド」を採用しています。ふとんを叩いて掃除する「ふとん用ブラシ」が付属します。
後継機種は「東芝 VC-PG314」です(2014年7月発売)
製品情報
東芝 紙パック式掃除機 パワーブラシクリーナー グランレッド VC-PG313(R)
「VC-PG313」は、東芝製紙パック式クリーナーのフラッグシップモデルです。同時発売のスタンダードモデル「VC-P213」と同様に、リーズナブルな価格帯の「VC-PC」シリーズ(VC-PC9・VC-PC8・VC-PC7A・VC-PC6A)よりワンランク上の機能を搭載しています。
ボディカラーは「グランレッド」の1色のみ。「ふとん用ブラシ」「すき間ノズル」「付属品用ホース」「高性能トリプルパックフィルター1枚(VPF-7)」が付属します。
下位モデル「VC-P213」との違いは「吸込仕事率」「消費電力」「重量」「運転音」「ゴミ残しまセンサー」「節電アイドリング機能」「手元グリップ」「付属品」「本体カラー」となっています。
延長管(延長パイプ)とヘッドには軽くて頑丈な「カーボン素材」を使用。正式名称は「炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastic)」呼ばれる素材で、鉄と比べて重量は約5分の1。強度は約5倍。航空機、自動車、宇宙開発などでも利用されています。
ヘッドはモーター駆動の「イオンカーボンヘッド」。他社では「モーターヘッド」と呼ばれるタイプです。回転ブラシが電動式なのでカーペット・じゅうたんのゴミを力強くかきとります。またヘッドを軽く押すだけで前に進む「自走機能」を搭載しています。
約6.5センチ以下のすき間に入る「床ピタ設計」、ヘッドが縦横に回転する「タテ・ヨコ回転」機能により狭い場所の掃除も簡単です。また床上を舞うホコリを吸い込める「床上ダストゲッター」機能も備えています。
ヘッドの底面には「マイナスイオンプレート」を内蔵しています。ブラシの回転時にマイナスイオンを発生させて静電気を抑制。から拭きしたような効果が得られます。さらに抗菌加工された回転ブラシとお手入れカバーは取り外して水洗い可能です。
「ゴミ残しまセンサー」はゴミの量を検知する機能です。ゴミが多い時には手元グリップのランプが点灯。ゴミが無くなると消灯するので、微細なゴミまでしっかり掃除できます。またゴミの量に合わせてパワーを自動調節しムダな電力を抑えます。センサーの感度は「ふつう」「しっかり」「おてがる」の3段階。掃除スタイルに合わせて選べます。
ボタンを押すだけで消費電力と運転音を抑える「ecoモ-ド」を搭載。ヘッドが1秒間浮くとパワーを減少。6秒間浮いたときはパワーオフになる「節電アイドリング(運転停止)機能」、床の種類・ゴミの量に合わせてパワーをコントロールする「床面識別」「ゴミ残しまセンサー」により、消費電力を最大約60パーセント削減できるそうです。
排気に関しては「高性能トリプルパックフィルター(VPF-7)」と「脱臭フィルター」「イチョウ葉エキス入りフラボノイドフィルター」の組み合わせにより、0.5μm以上の微細なチリを約99パーセント除去。排気の嫌な臭いやアレルゲンを抑える効果があります。
手元グリップはエルゴノミクスデザインの「新らくわざグリップ」です。また本体に「前ハンドル」が付いており、軽い本体と相まって持ち運びやすくなっています。
付属品の「ふとん用ブラシ」は「ダニトルピー(VJ-B4)」という名称で別売されているものです(希望小売価格6,300円)。「たたき玉」という機能が内蔵されており、車輪が1回転するたびに約16回ふとんを叩いてダニやホコリを吸い取れます。また車輪には凹凸が付けられているので、ふとんに吸い付かずスムーズに動かせます。
製品仕様
発売年月 | 2013年7月 |
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メーカー | 東芝 |
型番 | VC-PG313(R) グランレッド |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | イオンカーボンヘッド (自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅25.2センチx奥行き35.5センチx高さ21.8センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.4キロ(付属品含む:5キロ) |
吸込仕事率 | 550~約90W |
消費電力 | 1000~約250W |
運転音 | 64~約58dB |
集じん容積 | 1.4リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | VPF-7・VPF-6・VPF-5 |