「パナソニック MC-PK16G」はパナソニックが販売する紙パック掃除機です。
低価格モデル「MC-PK」シリーズの上位機種。自走式の「親子Gノズル」を搭載しており、「Y字ブラシ」と「毛先が球ブラシ」で絨毯やフローリングをきれいに仕上げます。
「パナソニック MC-PK16G」の予想価格は29,000円前後です。
目次
製品情報
パナソニック 紙パック式掃除機 シャンパンゴールド MC-PK16G-N
「パナソニック MC-PK16G」は、パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市)が販売するキャニスター型の紙パック式クリーナーです。(2015年2月発売)
2015年型「MC-PK」シリーズには「MC-PK16G」「MC-PK16A」「MC-PKL16A」の3機種があり、こちらの「MC-PK16G」は高性能ヘッドが付属する上位機種となります。
本体カラーは金色系の「シャンパンゴールド」。付属品は「2WAYノズル」「紙パック AMC-NC5(1枚)」の2点となります。
2014年型との違い
2014年型の「パナソニック MC-PK15G」との主な違いは「本体塗装」「本体ローラー」「ヘッド」となります。
まず本体塗装ですが、高級感のある「ダイヤモンドカット」をダストフタに採用。全体を「ショコラトーン」と呼ばれる落ち着いた印象の配色にしています。
ヘッドは2014年型と同じ「親子Gノズル」です。これは電動式の「モーターヘッド」であり、軽く押すだけでヘッドが前進する「自走機能」を備えています。
またフローリングをツルツルにする「ふき掃除効果」、ペダルを踏むだけで親ノズルと子ノズルに分離する「親子のノズル」、床上約30センチを浮遊するホコリも吸い込める「エアダストキャッチャー」など、2014年型で好評だった機能を受け継いでいます。
最も大きな違いはブラシの改良です。先端がボール状になっており絨毯や畳のゴミをしっかりかき上げる「毛先が球ブラシ」、2点で床に接触することでゴミをかき取り綺麗に仕上げる「Y字ブラシ」を採用。従来品と比べて掃除性能が高まっています。
下位機種との違い
下位モデル2機種(MC-PK16A・MC-PKL16A)との違いは「本体カラー」「重量」「吸込仕事率」「消費電力」「ヘッド」「フィルター」「付属品」です。
まず重量ですが本機の「標準質量」は4.4キロでありMC-PKシリーズ3機種の中で最も重くなっています。これはヘッドの違いが影響していると思われます。
一方で吸込仕事率は最も大きい「600~約60W」、消費電力も「1,150~約200W」と3機種の中で最も多くなっています。
ヘッドは3機種の中で唯一、モーター駆動方式の「親子Gノズル」を採用。また下位モデルにはない「親子のノズル」「ふき掃除」機能が備わっています。
モーター保護用のフィルターは花粉、ダニの死がい・フンなどを抑える「アレル物質抑制加工フィルター」であり、付属の紙パックも「シャッターつき防臭加工」タイプの「AMC-NC5」となっています。
感想・評価
従来品から約1年ぶりに発表された「MC-PK」シリーズのハイグレードモデルです。
「パナソニック MC-PA34G(MC-PC34AG)」と同じ「毛先が球ブラシ」と「Y字ブラシ」が採用されたことで、ゴミをかき上げる能力が向上しました。またダイヤモンドカットが施されたボディは立体感があり従来品と比べて質感が向上しています。
しかしスペック面での違いはほとんどなく基本的に2014年型と同じ仕様となっています。また機能の追加や変更もありません。
ブラシの違いはありますが従来品の「パナソニック MC-PK15G」を選んだとしてもそれほど大きな差は感じられないと思います。
製品仕様
発売年月 | 2015年2月 |
メーカー | パナソニック |
型番 | MC-PK16G-N(シャンパンゴールド) |
JANコード | - |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | 親子Gノズル(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅24.3センチ*奥行き34.8センチ*高さ19.6センチ |
本体質量 | 本体のみ:2.7キロ(付属品含む:4.4キロ) |
吸込仕事率 | 600~約60W |
消費電力 | 1150~約200W |
運転音 | 65~約60dB |
集じん容積 | 1.3リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | M型Vタイプ(AMC-ZC5・AMC-HC11・AMC-NC5・AMC-S5) |