「東芝 VC-PC9(TOSHIBA VC-PC9)」は紙パック掃除機「VC-PC」シリーズの最上位機種です。
モーター内蔵の「自走式カーボンヘッド」は、前進をアシストする自走機能を持ち、カーボン素材による軽量・薄型設計。「ecoモード」「らくわざグリップ」を搭載しています。
後継機種は「東芝 VC-PD9」です(2014年7月発売)
製品情報
東芝 紙パック式クリーナー らくわざグリップ搭載 ピンク色 VC-PC9(P)
「東芝 VC-PC9」は2013年2~3月に発売された紙パック式クリーナー「VC-PC」シリーズ(VC-PC9・VC-PC8・VC-PC7A・VC-PC6A)の最上位機種です。本体カラーは「ピンク」と「シルバー」の2種類。付属品は「すき間ノズル」「別売品用アタッチメント」「高性能トリプルパックフィルター1枚(VPF-7)」となっています。
下位モデル「VC-PC8」との違いは「吸込仕事率」「消費電力」「ヘッド」「やわらか分散排気」「手元ブラシ」「対応する紙パック」です。
性能に関しては「吸込仕事率」が約20W大きい分、「消費電力」が約50W多くなっています。これ以外は「VC-PC8」と同じです。
本体のデザインは「VC-PC」シリーズ共通ですが、最上位機種の「VC-PC9」には、高級感のあるメタリック塗装が施されています。人間工学に基づいた設計の「らくわざグリップ」を採用。手首がまっすぐになるので負担が少なく疲れません。またグリップの先にブラシを付けた「手元ブラシ」は机・棚の掃除に便利な機能です。
本機のセールスポイントは「自走式カーボンヘッド」の搭載です。モーター駆動ブラシの回転力でヘッドが前進するので、絨毯・カーペットでも軽い力で動かせます。また軽く頑丈なカーボン素材を採用しており、「床ピタ設計」と呼ばれる薄型構造は、約6.5センチのすき間に入るとされています。
このヘッドは他にも、床上を舞うホコリを吸い込める「床上ダストゲッター」、抗菌効果のある「抗菌ブラシ」、軽くひねるとヘッドが回転する「タテ・ヨコ回転」機能を搭載。お手入れカバーと回転ブラシの水洗いが可能です。
省エネに関しては「ecoモード」で対応しています。エコモードボタンを押すと、ヘッドが浮くと自動停止するアイドリング機能、ゴミの量・床の種類に合わせてパワーを調節する機能が働きます。これにより消費電力を最大42パーセント削減できます。
排気性能は、紙パックと内蔵フィルターで0.5μm以上のハウスダストを約99パーセントキャッチできるそうです。また小さな穴から分散して排気を出す「やわらか分散排気」を採用。床のホコリを巻き上げないよう工夫されています。
対応する紙パックは、高級機種の「VC-PG」シリーズ(VC-PG312・VC-PG212)と同じ「高性能トリプルパックフィルター(VPF-7)」です。これは3層構造になっており、微細なチリをキャッチしつつ、ゼオライト(銀イオン系繊維)による脱臭・抗菌効果があります。
製品仕様
発売年月 | 2013年2月 |
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メーカー | 東芝 |
型番 | VC-PC9(P) ピンク VC-PC9(S) シルバー |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | 自走式カーボンヘッド(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅25.2センチx奥行き29.8センチx高さ21.4センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.2キロ(付属品含む:4.9キロ) |
吸込仕事率 | 640~約50W |
消費電力 | 1150~約160W |
運転音 | 68~約61dB |
集じん容積 | 1.4リットル |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | VPF-7・VPF-6・VPF-5 |