「東芝 VC-PD7A」は紙パック掃除機「VC-PD」シリーズのエントリーモデルです。
エアー式の「フローリングターボヘッド」を採用。上位モデルと仕様が異なる簡略版です。床のホコリを巻き上げない「やわらか分散排気」、ワンタッチ式の「そのまますき間ノズル」を搭載。
「東芝 VC-PD7A」の実売価格は16,000円前後です。
製品情報
東芝 紙パック式クリーナー(タービンブラシ)ピンクTOSHIBA VC-PD7A-P
「東芝 VC-PD7A」は、東芝が販売する紙パック式掃除機「VC-PD」シリーズ(VC-PD9・VC-PD8A・VC-PD7A)のエントリーグレードとなる製品です。
2013年モデル「VC-PC7A」との違いは「重量」「吸込仕事率」「ヘッド」「延長管」「グリップ」「やわらか分散排気」「ecoモード」「付属品」となっています。
まず重量については2013年型より「標準質量」が200グラム軽量化されました。これは後述するヘッドの変更が影響していると思われます。一方、吸込仕事率は従来品より最大値が「40W」小さくなり、最小値は「10W」大きくなっています。
ヘッドは旧モデルの「フローリングカーボンヘッド」が「フローリングターボヘッド」に変更されています。どちらも吸気で回転ブラシを動かす「エアー駆動式」です。
しかし従来品で使用されていた「カーボン素材」が廃止され、一般的な素材となっています。またフローリングカーボンヘッドが備えていた「抗菌ブラシ」も通常のブラシに変わっています。一方で浮遊するホコリを吸い込む「床上ダストゲッター」や水洗い可能な設計は受け継いでいます。
ヘッドとホースをつなぐ「延長管(パイプ)」は、回して締め付ける「リング式」です。従来品はワンタッチで伸縮できる「ロック式」だったので少々不満が残るところです。
グリップは「らくわざグリップ」から「エルゴグリップ」に変更されています。従来品の「らくわざグリップ」はリング状なので持つ場所を選ばず便利だったのですが、2014年型は一般的な形状のエルゴグリップになりました。
排気機能には「やわらか分散排気」を採用しています。これは掃除機から出る排気を小さな穴から分散して放出することにより、排気でホコリを巻上げないよう工夫した機能です。
さらに従来品に備わっていた省エネ機能の「ecoモード」と付属品の「別売品用アタッチメント」が廃止されました。またアタッチメントの「すき間ノズル」が引き起こすだけで使える「そのまますき間ノズル」に変更されています。
上位モデル「VC-PD8A」との違いは「重量」「吸込仕事率」「ヘッド」「延長管」「グリップ」「付属品」です。
まず重量ですが「標準質量」が上位機種より「200グラム」軽くなっています。これは後述するヘッドの簡略化が理由だと思われます。一方で吸込仕事率は最大値が「40W」小さくなっています。
ヘッドは「VC-PD8A」と同じ「フローリングターボヘッド」ですが、ヘッド・延長管・ホース・グリップが水平になり隙間に入りやすい「床ピタ設計」、抗菌加工が施された「抗菌ブラシ」が省略された簡易バージョンです。
延長管(パイプ)についても、スイッチを押すだけで伸縮できる「ロック式」ではなくリングを回して調整する「リング式」を採用しています。さらにグリップも上位モデルが装備する「らくわざグリップ」ではなく「エルゴグリップ」を搭載しています。
付属品ついては「すき間ノズル」ではなくワンタッチ式の「そのまますき間ノズル」を採用。さらに「別売品用アタッチメント」が省略されています。
製品仕様
発売年月 | 2014年7月 |
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メーカー | 東芝 |
型番 | VC-PD7A(P) ピンク |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | フローリングターボヘッド(タービンヘッド) |
本体寸法 | 幅25.2センチ*奥行き29.8センチ*高さ21.4センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.2キロ(付属品含む:4.4キロ) |
吸込仕事率 | 580~約100W |
消費電力 | 1100~約250W |
運転音 | 68~約61dB |
集じん容積 | 1.4L |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | VPF-7・VPF-6・VPF-5 |