「東芝 VC-PG314」は東芝が販売する紙パック掃除機(2014年型)の最上位機種です。
「抗菌・ウイルス抑制フィルター」「ゴミ残しまセンサー」「節電アイドリング機能」を搭載。叩いて吸引する「ふとん用ブラシ」が付属します。ヘッドは「自走式カーボンヘッド」です。
「東芝 VC-PG314」の実売価格は45,000円前後です。
製品情報
東芝 紙パック式掃除機 グランレッド VC-PG314-R
「東芝 VC-PG314」は、東芝が販売する2014年型紙パック掃除機の中で最も高機能かつ高価格な「最上位機種」です。廉価版の「VC-PD」シリーズは3機種なのですが、「VC-PG」シリーズは「VC-PG314」の1機種しかなく、今後他のモデルが追加されるかどうかは未知数です。
2013年モデル「VC-PG313」との違いは「ヘッド」「本体カラー」となっています。
まずヘッドですが2014年型は「自走式カーボンヘッド」に変更されました。これは名前の通り、軽量かつ頑丈な「カーボン素材」を使用したヘッドで、モーター駆動の回転ブラシがゴミをパワフルにかき取ります。さらにヘッドの前進をアシストする「自走機能」を搭載。軽く押すだけでグングン進みます。
便利機能も豊富に搭載しており、ヘッドが浮かず約6.5センチ以上の隙間に入る「床ピタ設計」、手元をひねるとヘッドが縦方向に回転する「タテ・ヨコ回転」機能、床上を舞うホコリも吸い取る「床上ダストゲッター」、抗菌加工が施されている「抗菌ブラシ」、水洗い可能な回転ブラシ・お手入れカバーなどを備えています。
しかし2013年型の「イオンカーボンヘッド」と異なり、自走式カーボンヘッドは「マイナスイオンプレート」や「Agブラシ&抗菌ブラシ」を搭載していないので、静電気を抑制してフローリングのホコリを引き剥がす「ふき掃除機能」と「菌の除去効果」は省略されています。
本体カラーは2014年型も2013年型と同じ「グランレッド」を採用しており違いがないように思えます。しかし実際には「ホイール(車輪)」の色が異なっています。2013年型のホイールはブラック、2014年型は本体と同じグランレッドなので間違えないようご注意ください。
他の機能・性能は2013年型とほとんど変わりありません。
一方リーズナブルな「VC-PD」シリーズ(VC-PD9・VC-PD8A・VC-PD7A)との主な違いは「デザイン」「サイズ」「重量」「吸込仕事率」「運転音」「フィルター」「ゴミ残しまセンサー」「ecoモード」「グリップ」「延長管」「付属品」など多岐にわたっています。
内蔵フィルターは、排気の悪臭を取る「脱臭フィルター」と抗菌・ウイルス抑制効果がある「イチョウ葉エキス入りフラボノイドフィルター」を搭載しています。フラボノイドフィルターは、ダニの死がい・花粉・ウイルスを抑制します。
ゴミ残しまセンサーはゴミの有無を検知する機能です。ホースの基部に「赤外線センサー」を内蔵しておりチリやホコリを発見すると手元部のランプが点灯します。ゴミがなくなるとランプが消灯するので、直接見られない高い棚やエアコンの上もきれいに掃除できます。
ecoモードは、ヘッドが浮くと約1秒でパワーを低減し約6秒で運転を停止する「節電アイドリング機能」、床の種類を検知してパワーを調節する「床面識別」、検知したゴミの量に合わせてパワーを自動調整する「ゴミ残しまセンサー」で構成されています。これら3種類の節電機能により消費電力を最大約60パーセント削減します。
付属品については、本機のみ「ふとん用ブラシ」と「付属品用ホース」が同梱されています。ふとん用ブラシ(ダニトルピー VJ-B4)は最近流行の「ふとんクリーナー」のようにホコリやダニを叩き出して吸い取るアタッチメントです。ノズルの左右に大型車輪が取り付けられており、布団の上を転がしながら掃除できます。
製品仕様
発売年月 | 2014年7月 |
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メーカー | 東芝 |
型番 | VC-PG314(R) グランレッド |
集じん方式 | 紙パック式 |
ヘッド・ノズル | 自走式カーボンヘッド(自走式モーターヘッド) |
本体寸法 | 幅25.2センチ*奥行き35.5センチ*高さ21.8センチ |
本体質量 | 本体のみ:3.4キロ(付属品含む:5.0キロ) |
吸込仕事率 | 550~約90W |
消費電力 | 1000~約250W |
運転音 | 64~約58dB |
集じん容積 | 1.4L |
コードの長さ | 5メートル |
メーカー純正紙パック | VPF-7・VPF-6・VPF-5 |